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2017年06月26日ゼミ

今村哲ゼミナール2017年度課外学習報告

商学部今村哲ゼミナールでは、2017年度恒例の課外学習として3年生及び4年生に対し、下記の工場見学を実施しました。
 
【3年生】~花王株式会社すみだ事業場
6月14日(水)、3年生15名は東京都墨田区にある花王株式会社すみだ事業場を見学しました。花王は1887年創業で、1890年に発売した高級化粧石鹸「花王石鹸」が社名の由来になっています。事業場に行く途中、福神橋からは東京スカイツリーの全体を眺めることができ、最高のビューポイントでした。この事業場は、敷地面積が約13,400坪で東京ドームの一つ分の広さで、化粧品の製造と商品開発、品質管理などの役割を担った事業場で、従業員の3人に1人は研究員として勤務しています。

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会議室で会社の概要と事業内容の説明を受けたのち、最初に事業場内のビル5階フロアにあるファンデーション工場を見学しました。運良く生産ラインが稼働しており、とても清潔で原料の供給から製造まですべて自動化されており、基準に僅かでも合わない商品は自動的にコンベアから外される装置となっていました。最終的に、製品を目視でチェックする従業員が数名程度しかおりませんでした。
「花王ミュージアム」では、古代から現在に至る人々の暮らしを“清浄”という視点から紹介しており、消費者の生活について、時代の移り変わりを理解することができました。
また、お客様相談窓口の花王エコーシステムでは、PCを活用して消費者の質問に即答できるようになっており、意見や指摘ついてもすべてデータ化していました。消費者のニーズ(声)を素直に聴き、“良きものづくり”に反映させており、7ヵ月程度で新商品や改良に結びついた商品もあるそうです。
特にこのシステムについては、大学の流通・マーケティングの講義でよく出てくる消費者の「生の声」がとても重要であることを理解することができました。セミ生は、消費者ニーズに対応しているこのシステムに大変興味を持ったようでした。
 

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見学後の反省会は、今村ゼミ御用達の「新宿つな八本店」で開催しました。美味しい「天ぷら」とデザートとについては食通しか知らない「アイスクリームの天ぷら」を食べながら、本日の学習成果から夏休みのゼミ合宿の計画まで話題が及びました。
 
【4年生】~株式会社明治坂戸工場
6月21日(水)、大雨の中4年生16名は埼玉県坂戸市にある株式会社明治坂戸工場を見学しました。全国に30ヵ所ある工場の一つで1979年に操業を開始しており、「チョコレート」「カール」をはじめ「ビスケット」「ガム」果汁グミ」などを生産しています。工場の敷地面積は約30,000坪で東京ドームの約2.5倍の広さ、社員約200名、パート従業員約700名が働いています。

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会議室で会社の概要や工場の説明を受ける
会議室で会社の概要、工場の説明、ビデオで商品説明を受けたのち、工場見学では「板チョコ」の成型から包装までと、「カール」の製造から包装までの2つの商品について、一貫した生産体制を見ることができました。特に原料のカカオの香り体験、チョコレートの栄養素・健康効果などを学び、さらに生産ラインで流れている作りたての「カール」を試食しました。
工場は自動化されており、センサーと人の組み合わせで、品質管理や安全性について厳重な注意を払っている様子を理解することができました。この工場では、「チョコレート」を日産50万枚、「カール」については日産8万袋を製造しています。
なお、今、何かと話題になっている1968年の発売以来親しまれているロングセラー菓子の「カール」は、この工場の主力生産商品となっていますが、残念ながら8月末で生産を終了する予定です。

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エントランスで記念撮影

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