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2019年05月20日ゼミ

潜道ゼミナール MTA方式による起業ワークショップ開催

5月13日、スぺイン・バスク地方と日本を結ぶビジネスを行なう起業家である、Jon Ander Musatadiさんによるワークショップが、商学部・潜道ゼミナールにおいて開催されました。

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チームプロジェクトの説明をするJonさん
Jonさんは、起業家育成プログラムとして世界的に有名な、スペインのバスク地方にあるモンドラゴン大学のMTA(Mondragon Team Academy)プログラムで事業活動や起業家精神を学び、卒業後、コンサルティング、貿易、教育分野のビジネスを行っていらっしゃいます。

Jonさんはスペインのバスク地方のゲルニカ出身ですが、ゲルニカはスペイン内戦中の爆撃で極めて大きな被害を受けました。そこで、ゲルニカと同じような経験をした日本の広島とゲルニカを繋ぐビジネスを、学生時代にスタートしました。MTAプログラムの4年生の時、広島の市長と会談し、「折り紙プロジェクト」をゲルニカで開きました。また、終戦70周年記念の時には、ゲルニカで千羽鶴を折り、広島へ送るなどの活動をされたそうです。

卒業後、2015年に会社を設立し、その会社は日本とヨーロッパの企業、そして各地域の自治体の間でアライアンスを構築し、日本とバスクを繋ぐというJonさんの夢を実現する場となっています。
今回のワークショップでは、MTAでの授業のように、「学生」としてではなく「起業家」としてチームで新しいビジネスを発案しました。テーマは「日本における課題や問題」であり、「身近にある日本の課題・問題を取り上げて解決するためにはどうしたらいいのか?」ということをチームで考えました。そして、それをビジネスに発展させていきました。ひとつの問題に対して、5つの理由を考え、その解決策をブレインストーミング形式で出していきました。それらの案を「現実的な案」と「非現実的な案」の2つに分け、現実的な案を捨てて非現実的な案の中から可能性のあるビジネスを見つけ、架空の会社を設立しました。会社のコンセプトや社名を決め、その後、「投資家に興味を持ってもらえるように要点をまとめて発表すること」というアドバイスのもと、自分たちの企画案についてグループ発表を行い、先生方にコメントやフィードバックを頂きました。

ワークショップは英語と日本語で行われました。最初は少し心配でしたが、このワークショップを通じて、ビジネスの立ち上げ方や起業家精神とは何かを理解することができ、多くの刺激を得ることができました。

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チームで出した案を付箋に書き、壁に貼る学生たち

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各チームで考えたビジネス案を発表する学生たち
(文責:商学部経営学科3年 笠原綾乃、政経学部経済学科3年 林真亜子)

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