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2020年05月20日NEWS

新任教員の紹介:井内 千紗  先生

自己紹介

国際ビジネス学科所属の井内(いのうち)千紗と申します。英語担当教員で、ベルギーのことを研究しています。
大学教員になる前は特許事務所やメーカーで英文事務の仕事、直近では研究機関で文化遺産分野の国際協力を推進するネットワーク事業の運営に携わっていました。
趣味は月並みですが、音楽鑑賞と旅行です。音楽は中学の頃からずっとオルタナティブミュージックを聞き続けています。大学生の頃はラジオ局でアルバイトをして楽しく過ごしていました。
旅行は実際に行くのはもちろんですが、計画を立てることの方がむしろ好きかもしれません。情報の少ない場所にどうやって行くか、あれこれ試行錯誤するのが至福のときです。

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専門分野

研究を始めた動機
留学中に受けた、ベルギーの大学でのマス・コミュニケーションの講義が最初のきっかけです。ベルギー(特に首都のブリュッセル)では、複数の言語を耳にし、使用するのは日常茶飯事です。しかし、フランス語話者とオランダ語話者の間には「言語対立」の歴史があり、同じ国でありながら言語共同体別に政策や制度が存在するということを知り、言語と文化の関係について、様々な疑問を持つようになりました。大学卒業後はしばらく社会人生活を送っていましたが、ベルギーのことがあたまから離れず大学院に進学し、以来、ベルギー研究を続けています。
 
主な研究テーマ
ブリュッセルにおけるオランダ語文化、ベルギー・オランダ語圏の文化政策、多言語社会におけるコミュニケーション
 
主な所属学会
日本ベルギー学会、日本比較文化学会、日本文化政策学会

抱負と学生に向けてのメッセージ

ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語で、英語は公用語ではありません。しかし、だからこそ取引や交渉の場での「中立的な」言語として、英語が使われることがあります。今後、様々なバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーション能力が問われていくなかで、当たり前のように英語を使うのではなく、どのようなことばを使えば良好な関係を築けるのか、状況に応じて言語使用を見極める姿勢が大事だと思います。授業を通してそのようなことを一緒に考えながら、英語力アップのお役に立てていければと思います。
また、日本と歴史的にゆかりの深い外国語、オランダ語に興味のある人は気軽にお声がけください。

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