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2021年02月17日NEWSゼミ

鄭ゼミナールと中国・上海師範大学の共催プロジェクトが行われました

毎年開催されている商学部・鄭偉ゼミナールと中国・上海師範大学との国際交流活動が、2020年10月から2021年1月末にオンライン形式で行われました。プロジェクトのテーマは、「ポストコロナ時代のビジネス」です。ビジネスの第一線で活躍する有識者に取材し、その映像を共有した上で最終的に実務家を招き、学生と対談するオンライン・ワークショップを開催しました。
拓大生と上海師範大生の共同企画で開催したこのプロジェクトは、英語を共通言語として活動を行い、新型コロナウィルス感染症の世界規模での感染拡大の中で大きな打撃を受けている航空業界と、逆に成長を続けているIT・デジタルビジネスという2つの業界関係者に取材を行いました。2019年に上海の日本航空中国事業部を見学した学生は、今回は航空業界の第一線で活躍してきた中国東方航空の元日本支社社長(現コンサルタント)の陳暁氏に取材をしました。航空業界の日常業務や日本の航空会社との協力と競争戦略、そして今直面する様々な困難とコロナ対策について多くを教えて頂きました。最後に、グローバルビジネスを志す学生、そして航空業界を志望する学生達に対して、心強い助言を頂きました。

中国東方航空の元日本支社社長(現コンサルタント)の陳暁氏

学生のインタビューに答える、中国東方航空の元日本支社社長(現コンサルタント)の陳暁氏
また、カナダ・トロント大学を卒業後、日本で起業したITベンチャー企業の社長Yan Rui XIAO氏を取材し、外国人起業家から見る日本のIT業界の課題と展望を語って頂きました。ワークショップの当日には、IT業界を志望する学生や自ら起業を考えている学生に対して、XIAO氏から具体的なアドバイスを頂きました。激変する世の中で不安を抱える学生達は、新たな刺激と助言を頂くことで、未来に向けての勇猛心が湧きました。また、企画チームのメンバーのみならず、ワークショップに参加した学生にとっても、多くのことを考える良い機会となりました。

起業家Xiaoさん

ワークショップで学生の質問に答える起業家Xiaoさん

参加学生の感想

松川拓己(商学部、国際ビジネス学科4年生)

今回の活動を通して、海外の方とのコミュニケーションや企業の方との交渉の難しさを改めて痛感しました。英語力、コミュニケーション能力の向上が私の課題と改めて認識しました。また、ワークショップを通して、人の上に立つ人は幅広い視野、柔軟な考え、多くの知識が必要なことが分かりました。今回のプロジェクトに参加した、日中両国の学生が講師の話を聞き、1つでも多くのヒントや刺激を受け取ることが出来たら嬉しく思います。特に、企画に協力してくれた上海師範大の学生、企業の方々には、心からの感謝を申し上げたいです。

白木健介(商学部、国際ビジネス学科4年生)

起業するためには、何をするのかということを一番に考えなければなりません。明確な目的がないと、起業しても成功する確率は低いです。今回の活動により、起業する目的は何か、世の中に求められているものは何かを深く掘り下げて考える必要があると認識しました。また、自分が得意なことは何か、自分の価値観やポリシーなど、自分自身について徹底的に考えることも重要だということを学びました。さらに、自分独りで考えるだけでなく、家族や友人、今回の活動にご協力していただいた専門家から客観的な意見を聞くと新たな自分の発見に繋がり、とても参考になりました。

黄笛(商学部、国際ビジネス学科4年生)

今回の活動を通して、航空業界が直面する困難及びコロナ禍をチャンスとして業績を伸ばす産業の現状を再認識することが出来ました。私は如何なる時でも、創業者として最も大事な成功要因の一つが市場環境及びビジネスに対する敏感度と考えています。今回のプロジェクトに協力して下さった2名の専門家は、業界の現状の認識、課題と対策についての発想、先行きに対する判断と分析が非常に素晴らしく、大変参考になりました。両氏には心から感謝しています。ワークショップを通じて、コロナ禍後の進むべき方向が少し明確になった気がします。
文責:商学部准教授 鄭偉

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