HOME商学部NEWS
2021年03月15日NEWS

学部長メッセージ

卒業する4年生の皆さんへ
在学生の皆さんへ
商学部長 中村竜哉
緊急事態宣言が発出されている中、東京では3月14日に桜の開花宣言が出されました。コロナ禍で迎える2度目の春がやってきました。学生の皆さんにとって、2020年度はパソコンに向かって学修する日々が続き、他方、大学祭やサークル活動、ゼミナール合宿等の行事はほとんどない1年間だったと思います。
 
現在、人類は2つの大きな課題(世界規模の課題)に直面しています。新型コロナと気候変動に関する課題です。将来、より健康的かつ持続可能な世界を創るために、2つの課題に関するリスクをうまく管理し、ときにはこれらを機会としてとらえ、積極的に対応していく態度が求められているようです。
 
想定外のコロナ禍の襲来によって、あらためて気づかされたことがあります。学生の皆さんの中にも、「学校に行くことはだるい」と思っていたが、コロナ禍により通学できなくなったら「学校に行きたい」「通学して大学で授業を受けたい」と思っている自分を見つけたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
我々教員も、想定外のオンライン授業の実施によって多くのことに気づかされました。オンライン授業は知識の修得には向いていること、特にオンデマンド授業では(学生の皆さんが理解できなかったことを繰り返し見ることができるので)有効であること、対面授業ではコミュニケーション能力を中心に授業をデザインする必要があることなどです。
 
卒業予定の4年生の皆さんは、4月以降、ビジネスシーンで活躍させる方が多いと思います。進学予定の方も将来同様に活躍されることでしょう。ビジネスの世界では、今後も(コロナ禍の襲来のような)社会経済状況が不連続に急速に変化する可能性が指摘されています。このような環境では「現状維持では衰退を招く」という考えをもって、積極的に対応していく必要があるようです。その際に重視することは「観察」と「迅速な意思決定」です。顧客がどのような不安や不満を持っているかをアンケートなどで観察し、仮説を立てたうえで意思決定を迅速に行う必要があります。きっと、皆さんも4月以降、「観察」と「迅速な意思決定」を経験すると思います。卒業後に、健康かつ楽しくビジネスシーンで活躍されることを期待いたします。
TACT2021年4月号より掲載)

TOOLS