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2021年09月17日NEWS

松田琢磨教授がTBS系列の情報番組、ニュースでコメントしました

去る9月13日、商学部の松田琢磨教授が、TBSの情報番組”あさチャン!”、ニュース番組”Nスタ”と毎日放送” よんチャンTV”でコメントしました。
松田教授は、インタビューでコンテナ運賃の高騰について以下のように答えました。
(コンテナ不足と運賃高騰の)原因は、新型コロナウイルス感染拡大後、コンテナで運ぶ貨物への需要が急回復したこと、この急回復した需要にコンテナ輸送が追い付かなくなったことにあります。これがコンテナ不足と運賃上昇につながっているのです。
新型コロナウイルス感染の発生時、中国では工業生産が混乱しており、先行きの景気も悲観視されていました。当時、米国向け輸出は2019年秋から前年割れが続いていました。このため、米国では在庫が減少していました。ここに「巣ごもり」需要が発生して、慌てた米国の業者が大幅に商品を買い付けて、輸送需要が急回復しました。一方でコンテナ貨物が急に増えても、コンテナ船で積めるコンテナの数には上限があるので、積み残しが発生しました。
その後新型コロナウイルスの影響で働き手の確保が難しくなったこともあってこの動きは長期化し、貨物を運ぶのに必要なコンテナが確保できない、トラックや船便の予約が取れない状況が長引いています。これで運賃上昇が長期化しています。」
 
「運賃が正常に向かうのは春節で中国の工場が休暇に入り、米国への輸出が少なくなる来年2月以降になる可能性が高いと考えています。もちろん、先行きは新型コロナウイルスの感染拡大が収束するかどうかにかなり左右されます。
米国のクリスマス商戦までは荷動きが活発で、コンテナ不足や運賃の高止まりが続くと考えられます。また、今も大量に到着する貨物を処理するため、日ごろは置かない場所にコンテナを置くなどイレギュラーな対応が続いており、輸送が正常化するためにはこういった状況を収束させる必要があります。これが2月以降と考える理由です。」
以上

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