FACULTY OF COMMERCE
商学部NEWS

【潜道ゼミ】企業への企画提案発表会を開催しました

2023.01.18(水)
ゼミNEWS  
潜道ゼミナール集合写真 2022年12月12日(月)、商学部潜道ゼミナールでは、手指消毒液や食器用洗剤で有名なサラヤ株式会社へ、企画提案の最終プレゼンテーションを行いました。

私たち潜道ゼミナール3,4年生は、5つのチームに分かれ、サラヤ株式会社(以下、サラヤ)の既存の製品や活動を活かし、新たな事業や活動を提案するという企画を、今年度4月から考えてきました。

その過程で、4月には山本麻里子氏(環境事業推進部係長)より、サラヤの事業についてご説明をしていただき、7月には各グループの中間発表会を開催し、山本氏、並びにコンシューマー事業本部 営業企画部長の水越 由利子氏より貴重なアドバイスを頂戴しました。そして、12月12日の最終企画発表会当日は、水越氏をはじめコメンテーターの方々から示唆に富む多くの講評やアドバイスを頂戴し、その後、優秀な企画を選んで頂きました。

その結果、サラヤ大賞は、4年生チームの「MIKASARAYAボールの開発・販売とサラヤカップの開催」、サラヤ賞は、4年生のチームが発表した「サラヤ文化を広める」が受賞しました!

「MIKASARAYAボールの開発・販売とサラヤカップの開催」は、サラヤの抗菌技術を活かしたバレーボールのボールを、様々な競技のボール・スポーツ用品を製造している株式会社ミカサMIKASAと共に開発し、それを使った大会を開催するというものです。ボールの想定価格や事業の価値などについて、具体的に考えられた企画でというあるという理由から、最も高い評価を得ました。

「サラヤ文化を広める」については、2つの提案がされ、それらが最終的に、統合された形でひとつの提案となる点が高く評価されました。まずひとつ目は、サラヤとサラヤが支援するNPO法人の活動、およびSDGsについて学べる教材を小中学生などの若年層に向けて作成するという提案です。もうひとつはサラヤの商品を「新社会人」や「母の日」などのコンセプトごとにまとめたギフトセットとして販売するというものです。さらに、教材作成のノウハウを活かしてサラヤのパンフレットを作成し、それをギフトセットに同封することで、プレゼントを受け取った人にもサラヤについて知ってもらうという内容でした。

今回の最終発表会では、3名の社会人の方からご講評をいただき、新たな気づきをたくさん得ることができました。学生である自分達が考えるような視点とは異なり、ビジネスに直結する様々な視点から課題を見つけ、解決方法を考えることや説得力のあるプレゼンテーションが重要である事を学ぶことができました。また、「なぜなのか」を深く突き詰めていくことの大切さを知る機会となりました。

今回のように、事業の企画運営を行っていらっしゃる企業の方々へ私たちの企画を提案させて頂き、ご意見やお話を伺えるという機会はこれから社会に出ていく自分たちにとっては大変貴重な経験になったと感じました。この経験をこれからの就職活動やその後、社会で働いていく上でも活かせるように頑張りたいです。
(文責:商学部経営学科3年 潜道ゼミナール
髙橋萌加(私立武蔵野高等学校出身)・
中野広翔(埼玉県立伊奈学園総合高等学校出身))

オープニングオープニング
企画のプレゼンテーション企画のプレゼンテーション
表彰式表彰式