FACULTY OF COMMERCE
商学部NEWS

住木ゼミが、山の上ホテルを対象にフィールドワークを行いました

2022.07.04(月)
ゼミNEWS  
拓殖大学商学部住木ゼミナール3年生の学生が、山の上ホテルを対象にフィールドワークを行いました。ヴォーリズ設計の建物が残る山の上ホテルは、多くの作家に定宿として利用された歴史のある宿泊施設です。山の上ホテル経営企画室の峯松泰広次長に、ホテルの概要についてお話を伺いながら、学生は主要施設を見学しました。
住木ゼミ山の上ホテルフィールドワーク01
住木ゼミ山の上ホテルフィールドワーク02
住木ゼミ山の上ホテルフィールドワーク03
住木ゼミ山の上ホテルフィールドワーク04
国際ビジネス学科3年生の長谷川菜月さんは、「実際に足を運んで見聞きすることによって、山の上ホテルの歴史や建物の魅力を感じることができました。特に印象に残っているのがホテルの香りです。古い建物ならではの香りが当時の雰囲気を連想させると共に、他とは違うホテルとしての存在感を演出していると考えました。」と感想を述べています。また、経営学科3年生の亀井玲花さんは、「壁や天井、床、小物はもちろんのこと、階段部分や階数表示のプレート等、細部まで作り込まれていると感じました。単に宿泊するといった機能的な価値だけではなく、それぞれに異なる仕様の客室での宿泊、歴史を積み重ねたレストラン・バーでの飲食といった、山の上ホテルにおいて得る様々な体験が情緒的な価値を生み出しているのではないでしょうか。」とコメントしています。この後、学生は、ゼミナールの授業において学修した、企業のマーケティングの基本的枠組みであるマーケティング・マネジメントのフレームワークを山の上ホテルの事例に当てはめて分析するというグループワークに取り組みます。
住木ゼミナールは、主に人がサービスを提供するホスピタリティ産業におけるマネジメント人材の養成を目的に、学生が、実践的な教育プログラムにおいて学修する場を提供しています。