商学部NEWS
特別授業期間にキャンパスで実施された授業を紹介いたします。
2020.12.01(火)
NEWS
商学部では、11月16日から20日の特別授業期間に、希望者を対象にして対面式授業を実施しました。対面授業にあたっては、「三密を回避」し、「学生が安心して安全に学べる」ように配慮しました。具体的には、キャンパスの入り口ではサーモグラフィにて全員を検温し、大きめの教室を用意して入室する学生数が教室定員の3割以下になるようにしました。さらに、登校を控えたいと考える学生と、日本に入国できない留学生に対しては、対面式授業と並行して、TeamsやZoomを利用して遠隔でリアルタイムで授業に参加できるようにしたり、オンデマンド型授業を活用することで学修する場を用意しました。
以下では、授業の様子と経営学科コース説明会の様子を紹介いたします。専門科目は受講生(学生)が紹介いたします。
「流通総論B」の授業の様子(担当:池田 真志 准教授)
Zoomを利用した遠隔による受講も併用しました。
「経営学総論Ⅱ」の授業の様子(担当:石毛 昭範 教授)
11月19日、特別授業期間のため、初めて対面での授業が行われました。 NPO法人セルフカウンセリング普及協会のゲスト講師の方から、企業研修で行われているコミュニケーション・トレーニングという内容について学びました。
3~4人のグループに分かれて、自己理解と他者理解、さらには具体的なコミュニケーションのあり方について、ディスカッションを通して理解を深めました。ソーシャルディスタンスを保ちながらのグループワークでしたが、Zoomで行われる双方向の授業とはまた異なった緊張感と学びのある時間となりました。
「入門ビジネスコミュニケーション」の授業の様子(担当:長尾 素子 教授)
まずは、ワークシートを使って自己理解を試みました。
グループワークの様子Zoomで会っていても、最初は緊張します。ワークが進むうちに緊張もほぐれました。
企業研修で行われているケーススタディを使って、コミュニケーションを実践してみました。
11月19日の授業では、これまでオンライン授業で学んできた表現を覚えているか確認するため、グループ対抗で簡単なゲームを行った後、「交渉」をテーマに、価格交渉、納期や支払い条件の確認などで使用する表現を学びました。授業の後半では、あるトラブルに関する動画を視聴し、学んだ表現を使ってどのように英語で交渉すべきか、グループワークを行いました。
「Basic Business English BⅡ」の授業の様子(担当:パブロ ジェームズ マイケル 講師)
「Basic Business English BⅡ」の授業の様子(担当:井内 千紗 助教)
この日は、「心をつかむ発表のテクニック」と題し、「聴衆分析」にはどのような要素があるのかを学び、8か国出身の学生がお互いの文化等も紹介し合いながら、その重要性を確認しました。そして、自分自身の姿や発表に用いる資料を含めたビジュアル・エイドが聴衆に与える影響についても検討し、それを踏まえた課題の発表と名刺交換の練習を行いました。
「日本語入門Ⅱ」の授業の様子(担当:市原 乃奈 准教授)
経営学科コース説明会の様子(田嶋 規雄 教授、流通マーケティングコース長)
以下では、授業の様子と経営学科コース説明会の様子を紹介いたします。専門科目は受講生(学生)が紹介いたします。
【経営学科】
経営学科では、各コースの必修科目であり、1年生の履修者が多い「経営学総論Ⅱ」「IT経営基礎論」「流通総論B」などの授業を対面で実施いたしました。「流通総論B」(受講生による授業紹介)
この授業では“流通とは何か”からはじまり、流通を学ぶ上で基礎となる用語や流通の歴史、流通の仕組み、また現代の流通の変化など様々な角度から流通を学びます。例えば、私たちの生活で身近にあるコンビニエンスストアはより多く売るために商品をどのように仕入れているのか?売れ残りを出さないためにどのような工夫をしているのか?そもそも商品はどこからどのように来るのか?など、身近な例をもとに考えていくことが多い授業です。その他にもアパレル業界や食品業界の事例もでてきます。この流通総論はマーケティングや流通情報システム論、販売実務論などの多くの専門科目に関連し、基礎知識を学べるのでとても重要な科目でもあります。
Zoomを利用した遠隔による受講も併用しました。

【国際ビジネス学科】
国際ビジネス学科では、1年生の必修科目である「入門ビジネスコミュニケーション」といくつかの英語の授業が実施されました。「入門ビジネスコミュニケーション」(受講生による紹介)
入門ビジネスコミュニケーションは、主に国際ビジネスで求められているコミュニケーション及び人間関係構築のための基礎力を育成するための科目です。 コロナ禍において、普段は、ウェブ型会議ソフト(Zoom)を使い双方向で授業を行っています。毎回の授業では、グループワークで学生同士のコミュニケーションを図っており、双方向の授業が行われています。11月19日、特別授業期間のため、初めて対面での授業が行われました。 NPO法人セルフカウンセリング普及協会のゲスト講師の方から、企業研修で行われているコミュニケーション・トレーニングという内容について学びました。
3~4人のグループに分かれて、自己理解と他者理解、さらには具体的なコミュニケーションのあり方について、ディスカッションを通して理解を深めました。ソーシャルディスタンスを保ちながらのグループワークでしたが、Zoomで行われる双方向の授業とはまた異なった緊張感と学びのある時間となりました。
(国際ビジネス学科1年 サンチェス ダビラ アレサンドラ カオリさん)

まずは、ワークシートを使って自己理解を試みました。


【会計学科】
会計学科では、「中級簿記」や「工業簿記」が対面授業で実施されました。「工業簿記」の内容を、授業を受講している在学生が紹介します。「工業簿記」(受講生による授業紹介)
商品を作って販売するという一連の流れの中で、様々な費用がかかります。その流れの中でかかる材料や費用をどのように簿記上で処理するか、また処理方法だけでなく、どうしてそうなるのかを手順を追って学びます。また、どのような工程で製品が作られるのかを細かく分類し、仕訳をしていくために、使い捨てのものどの段階で捨てられたかを確認できます。このようには、製造過程においてかかる様々な費用を管理するのが工業簿記だと思います。難しいですが理解できたときに楽しいと感じられます。【外国語科目】
外国語科目では、「Freshman English B」や「Basic Business English BⅡ」、留学生向けの「ビジネス日本語入門Ⅱ」や「日本語入門Ⅱ」などの対面授業が実施されました。「Basic Business English BII」(井内先生による紹介)
「Basic Business English BII」では、ビジネス英語の基礎がためをしながら、実際のビジネスシーンにおける英語での発信力の向上を目指しています。11月19日の授業では、これまでオンライン授業で学んできた表現を覚えているか確認するため、グループ対抗で簡単なゲームを行った後、「交渉」をテーマに、価格交渉、納期や支払い条件の確認などで使用する表現を学びました。授業の後半では、あるトラブルに関する動画を視聴し、学んだ表現を使ってどのように英語で交渉すべきか、グループワークを行いました。


「日本語入門」(市原先生による紹介)
「日本語入門Ⅱ」では、大学内での授業中の発表はもちろん、高度な日本語能力を備えたビジネスパーソンになることを目標に「もしもあなたが会社などでプレゼンを任せられたとしたら、何をすべきか?」について多角的な検討と実践に取り組んでいます。この日は、「心をつかむ発表のテクニック」と題し、「聴衆分析」にはどのような要素があるのかを学び、8か国出身の学生がお互いの文化等も紹介し合いながら、その重要性を確認しました。そして、自分自身の姿や発表に用いる資料を含めたビジュアル・エイドが聴衆に与える影響についても検討し、それを踏まえた課題の発表と名刺交換の練習を行いました。

【経営学科コース説明会】
11月19日(木)には、経営学科のコース説明会が実施されました。経営学科の学生は2年次に、「経営コース」「IT経営コース」「流通マーケティングコース」のいずれかを選択して、所属するコースのカリキュラムに沿って学修します。説明会では、各コースの担当教員から、コースで学ぶ内容や特徴などに関する説明が行われました。説明会は、教室で実施されたほか、Zoomを利用した遠隔での参加を併用し、さらにコース説明会の様子を録画し、説明会の映像を閲覧できるようにしました。