商学部NEWS
宮地ゼミナールがRIS2019全国大会に参加しました
2020.01.06(月)
ゼミ
拓殖大学商学部の宮地ゼミナールが、全国学生保険学ゼミナール (Risk and Insurance Seminar、通称RIS) 2019全国大会に参加しました(2019年12月21日・22日、明治大学駿河台キャンパスで開催)。RISでは、保険・リスクマネジメントなどを学ぶ学生・教員・実務家が一堂に会し、活発な意見交換がなされます。今回の全国大会では、関東・関西・九州の13大学(関西大学、京都産業大学、慶應義塾大学、拓殖大学、中央大学、東京理科大学、同志社女子大学、東洋大学、長崎県立大学、日本大学、福岡大学、武蔵大学、明治大学)16ゼミナールが報告しました。各ゼミナールは、2020年1月末までに研究成果を論文にまとめます。それらは冊子化されるとともに、RISホームページでも公開されます。

宮地ゼミナールは「3年ゼミナール」の学生が2報告を行いました。1班のテーマは「公立学校教師の労働問題―負担の軽減を目指してー」で、討論者は京都産業大学の行待ゼミナールのみなさんでした。2班のテーマは「女性の社会進出の促進―ワークライフバランスについて考える−」で、討論者は日本大学岡田ゼミナールのみなさんでした。
また、「2年ゼミナール」と「4年ゼミナール」の学生が合同で討論を行いました。1班は日本大学福田ゼミナールのご報告、2班は東洋大学佐々木ゼミナールのご報告の討論者となりました。閉会式では、ソウルで2019年9月に開催された「学生アイデアコンテスト2019」にRISを代表して参加、奨励賞(韓国保険新聞社長賞)を受賞した本ゼミナールの学生が、凱旋報告の機会をいただきました。



他大学の学生や実務家の方々の前での報告は、とても緊張感がありました。今回の報告でいただいた、討論校からのご質問や実務家の方々からの鋭いご指摘を参考に、これから論文作成に向けてさらに研究を深めていきたいと思います。また、報告の仕方や進め方など、学ぶことが多くあったので今後の参考にしていきたいです。全国大会という大きな場で報告するという貴重な経験を、これからの研究や就職活動に役立てていきたいと思います。
1班の討論者:左から中山浩太さん、金凡洙さん、中村周平さん
2班の討論者:左から大塚希未さん、日俣沙亜希さん、杉浦莉子さん、三輪真也さん、山本賢さん


ゼミ生の集合写真
宮地ゼミナールは「3年ゼミナール」の学生が2報告を行いました。1班のテーマは「公立学校教師の労働問題―負担の軽減を目指してー」で、討論者は京都産業大学の行待ゼミナールのみなさんでした。2班のテーマは「女性の社会進出の促進―ワークライフバランスについて考える−」で、討論者は日本大学岡田ゼミナールのみなさんでした。
また、「2年ゼミナール」と「4年ゼミナール」の学生が合同で討論を行いました。1班は日本大学福田ゼミナールのご報告、2班は東洋大学佐々木ゼミナールのご報告の討論者となりました。閉会式では、ソウルで2019年9月に開催された「学生アイデアコンテスト2019」にRISを代表して参加、奨励賞(韓国保険新聞社長賞)を受賞した本ゼミナールの学生が、凱旋報告の機会をいただきました。

受賞報告の様子:左から金凡洙さん、中山浩太さん、小野塚圭太さん
ゼミ生から一言
<1班> 報告テーマ「公立学校教師の労働問題―負担の軽減を目指してー」

1班の報告者:左から奈良田我生さん、奥谷紗衣さん、千葉修平さん、小野塚圭太さん、劉伃珍さん、伊藤直輝さん
伊藤 直輝 さん(商学部国際ビジネス学科3年)
RIS 2019全国大会に参加して、研究してきたことをしっかり報告することができて、まずは安心しています。自分が班にどれだけ貢献できたかはわかりませんが、研究内容が途中で変わるなどするなか、全国大会に向けてともに努力してきた班員に感謝したいです。提出まであと1ヶ月、論文の作成も頑張りたいと思います。奈良田 我生 さん(商学部国際ビジネス学科3年)
私にとって、2回目の全国大会参加になりましたが、前回と違い今回は報告者として参加させていただきました。私たちの発表までの道のりは、紆余曲折の連続でしたが、発表後に実務家の方々にお褒めいただき、努力が実ったように感じました。しかし、このことに驕らず、今後の論文化に向けて更に内容を深めるところに、私は一番の成長があると思います。RIS2019全国大会は、一生忘れることのない経験になりました。関わっていただいたすべての方に感謝を忘れず、今後ともさらに邁進していきたいと思います。奥谷 紗衣 さん(商学部国際ビジネス学科3年)
私達の班は研究初期から、すぐに実行可能、実現可能なアイデアを生み出すために「現行の法律に触れない」という条件を設けて、研究を続けてきました。また、「生の声」を取り入れるため、中学・高校の現役教師にヒアリングを行うなどの方法で研究を進めてまいりました。研究テーマは私が提案したものだったので、必然的に研究活動も私が率先して行う形となりました。ですが、私は今まで人の上に立つような機会があまりなかったため、メンバー一人一人の個性を生かすために、何を任せれば良いか悩むことが多くありました。そのため、苦労した点もありましたが、報告が終わり、先輩や実務家の方々にお褒めの言葉をいただいたときは本当に嬉しく、「努力が報われた瞬間とはこういうものなのだ」と強く実感しました。今後は、1月末の論文提出に向けて、最後まで気を緩めることなく邁進していきたいと思います。千葉 修平 さん(商学部国際ビジネス学科3年・1班班長・3年サブゼミ代表)
私たちの班では、意見の衝突や言い争いが絶えませんでした。それでも、多くの方々のご意見を反映しながら、班員と研究内容を深め、全国大会での報告をなんとか無事に終えることができました。ともに頑張った班員や支えてくださった皆様には大変感謝しております。ありがとうございました。また今年度のRIS全国大会は昨年度よりも、さらに熱意のある報告や討論が多く、私には考えられないような角度からの質問もあり、大変勉強になりましたし、楽しめました。この経験を後輩に繋げていきたいと思います。小野塚 圭太 さん(商学部経営学科3年・3年ゼミ代表)
私たちの班では、途中で何度も研究が行き詰まり、班の中で方向性が割れることや、意見の対立も多くありました。しかし最後にはしっかりと研究をまとめあげ、納得のいく形で報告を終えることができました。よかったという思いとともに、安心もしております。非常にタイムリーかつ、比較的身近な話題を扱ったことで、問題意識も伝わりやすく、聞いてくださった方々の評価も良かったので嬉しく思います。鋭いご指摘やご質問もたくさん頂きました。今後の論文執筆に役立たせて頂きます。また、「練習の成果が見えたプレゼンテーションになっていた」というお言葉も頂き、これは毎週、私たちのプレゼンテーションに意見を出してくれたゼミ生、熱心に指導してくださった宮地先生のおかげと思い、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。約1年にわたる研究で、大きな達成感を感じました。貴重な経験ができてよかったです。この経験を今後のゼミナール活動や就職活動、論文執筆に活かしていきたいです。劉 伃珍 さん(商学部国際ビジネス学科3年)
4月から約9ヶ月の間、研究テーマが変わり、メンバーの意見が割れるなど、大変な時を過ごしてきました。全国大会の報告が終わった瞬間、解放されたような思いがしました。この間、実務家の方々やゼミ生の皆さんから多くの貴重なコメントをいただきました。そのおかげで、研究内容の方向を確認し、何回も考え直すことでより良い報告ができました。受賞はなりませんでしたが、大会で多くの優秀な報告を聞かせていただき、社会におけるさまざまな課題を改めて認識しました。また、これから研究をどのように進めていけばよいのかがわかり、大変勉強になりました。<2班> 報告テーマ「女性の社会進出の促進―ワークライフバランスについて考えるー」

2班の報告者:左から増子智未さん、池上あかねさん、古川友菜さん、トショウカンさん、山崎真鈴さん
池上 あかね さん(商学部国際ビジネス学科3年・2班班長)
4月からの集大成としてのRIS全国大会に、メンバー全員が納得できる結論まで作り上げて挑むことができました。残念ながら受賞することはできませんでしたが、最後まで妥協せず、5人全員で報告を作り上げることができ、とても達成感が残っています。1人1人役割をもち4月から取り組むことができ、RISを通してたくさん成長することができました。自分たちの力だけではなく、ゼミ生全員、また先生や実務家の方々のお力をお借りして報告に挑むことができ、仲間の力強さや支えを大変強く感じました。この経験をこれから生かしていこうと思います。古川 友菜 さん(商学部会計学科3年)
何も分からない状態からスタートしたRISですが、先生や先輩、実務家の方々から沢山のご指導を頂き、完成することができてよかったです。メンバーの皆にも沢山助けられたと思います。RISに参加しなければ得られなかった知識も沢山あります。得た知識を自分のものにし、これからの活動にいかせていけたらと思います。論文まで気を抜かず、頑張っていきたいです。増子 智未 さん(商学部経営学科3年・3年サブゼミ代表)
RIS2019全国大会では、ダイバーシティやワークライフバランスに注目をし、今ある福利厚生を利用して女性が働きやすくするための提案、また、社会進出の手助けになるための提案をしました。大学生目線で女性の労働状況や日本のダイバーシティおよびワークライフバランスについて研究し、それをもとに提案をすることは、とても興味深く有意義なものでした。4月から始めたこの研究は、長くもとても早いようにも感じています。5月のキックオフ、10月の関東地区中間報告会、12月の全国大会と宮地先生をはじめ、ゼミナールの4年生や2年生、他大学の学生、実務家の方々に沢山のアドバイスをいただきながら、私達は研究を進めました。関わってくださった全ての方に感謝をしています。ありがとうございました。また、一つの課題を複数人で進めていくということは難しく、大きな課題に衝突してしまうこともありましたが、班長を中心に班員全員で役割分担をしながら研究を進めました。長期休みなども毎週必ず集まり、沢山のコミュニケーションを取りながら研究を進めました。このことが私達2班の絆をより深め、最後の全国大会までやり抜くことができたと感じています。班員のメンバーにも大変感謝しています。良かったことや、反省点を引き続き研究論文提出に向けて活かし、より良い論文を作成できるよう班員一丸となり頑張ります。ありがとうございました。山崎 真鈴 さん(商学部経営学科3年)
今回のRIS全国大会では、私たちが4月から研究してきた成果をしっかりと報告することができたと思います。他大学の学生や実務家の方々の前での報告は、とても緊張感がありました。今回の報告でいただいた、討論校からのご質問や実務家の方々からの鋭いご指摘を参考に、これから論文作成に向けてさらに研究を深めていきたいと思います。また、報告の仕方や進め方など、学ぶことが多くあったので今後の参考にしていきたいです。全国大会という大きな場で報告するという貴重な経験を、これからの研究や就職活動に役立てていきたいと思います。
ト ショウカン さん(商学部国際ビジネス学科3年)
RIS全国大会をめざして準備している期間は、時間が進むのを長く感じたり、それとは逆に、あっという間に時間が過ぎ去るような感覚がありました。メンバーは全て女性で、研究に対しそれぞれの考え方を持っていますが、お互いに理解し合うので、いつも仲良くしています。全国大会は、予想通り、手強い学生の方々がたくさん集まっていて、研究内容も幅広く、とてもよい報告を聞くことができました。また、実務家の方々からご意見をいただき、大変勉強になりました。これから論文のことに一番力を入れて、後悔しないように頑張っていきたいです。そして、次年度のRIS大会では、きちんとゼミの後輩を支えてあげたいと思います。


閉会式後の集合写真