堂野崎ゼミナール　「川口フェス2019」に今年度もボランティアとして参加しました

堂野崎ゼミナールでは、ゼミ活動の一環として「まちの活性化のために学生ができること」をテーマに毎年、地域ボランティア活動に参加しています。
 
9月15日（日）に埼玉県川口市で開催された「川口フェス2019」へ４年生16名、3年生14名の計30名がボランティアとして参加してきました。
 
川口フェスは、音楽を通じてまち全体を盛り上げる川口市最大規模の地域活性化イベントです。今年で8回目を迎える同イベントに本ゼミナールでは1回目から参加させていただいています。
 
今回、私たちは5つの会場を担当し、会場設営、会場警備、会場案内、物販、誘導、タイムキーパー等の様々な役割を担いました。晴天にも恵まれた当日は各会場で多くの地域住民の皆様や買い物で訪れた来場者が会場に足を止めてくださり、迫力あるアーティストの音楽に耳を傾け、楽しむ姿が印象的でした。
 
さらに今年は、本ゼミナールから飲料ブースと縁日ブースの2つのブースをオリジナル出店し、川口フェスの盛り上げに協力しました。とくに、小さな子供たちにも川口フェスを楽しんでもらおうと出店した縁日ブースの運営にあたっては、趣向を凝らした「缶倒し」や「箱の中身は何だろな」などの参加型イベントを開催しました。手作り感満載の縁日ブースでしたが、たくさんの子供たちに喜んでもらうことができました。また、出店した2つのブースの企画段階においては、設定した目標利益を達成できるように、価格設定、POP作成、販売方法などを何度も練り直しながら一から作り上げていき、それを実践するといった生きたマーケティングを学ぶ貴重な体験をすることができました。
 
私たちはこのイベントを迎えるにあたって、企画段階から川口フェス実行委員会メンバーの会議に同席させていただき、意見交換をさせていただきながら準備を進めてきました。川口市の活性化を望む地元川口商工会議所の方々の本イベントにかける「熱意」や「地元愛」を間近に感じることができ、まちを盛り上げること、地域を盛り上げることについて深く考える大変貴重な機会となりました。
 
最後に川口フェス実行委員会（川口商工会議所青年部）の皆様、川口市民の皆様、川口フェスに来場していただいた皆様、演者の皆様、ありがとうございました。また来年も堂野崎ゼミナール一同、川口フェスを盛り上げるお手伝いに伺いたいと思います。

参加学生の感想

商学部　経営学科4年　外戸口 裕貴 さん

私は2年生の頃から3年間、川口フェスのボランティア活動に参加させていただきました。その中で、川口市の方々と協力してお祭りを盛り上げるという普段の生活ではなかなか得ることができない貴重な経験をすることができたと思います。
昨年から会場運営のお手伝いだけではなく、拓殖大学として出店を行うようにもなり、企画から運営まで全て自分たちで行う大変さも学びました。苦労も多かったですが、川口フェスを盛り上げるためにゼミ生が一丸となり協力し合えたことが嬉しかったです。社会へ出る前に、改めてとても貴重な経験をさせていただくことができました。ゼミに入って、川口フェスに参加できて、本当に良かったです。

商学部　経営学科3年　神山 翔太 君

私はボランティア班として川口フェスに向けて準備段階から携わってきました。ブースの運営にあたって1から企画し、費用や利益のこと、そしてなにより自分達が川口フェスにどう貢献できるかをこれまでずっと考えてきました。正直プレッシャーや不安もありましたが、ボランティア班をはじめゼミ生のみんなが一生懸命に働いてくれたおかげで無事に終えることができました。出店したブースのターゲットをファミリー層に設定し、実際に来場した沢山の方々の楽しんでいる姿を見ることができたのがとても嬉しかったです。今回のボランティア活動を通じてとても素晴らしい経験をすることができました。反省点はいくつもありますが、この経験を次に活かして、来年は後輩をサポートしていけるよう頑張ります。

商学部　経営学科3年　白滝 哲平 君

私は当日縁日ブースを担当しました。最初は緊張していましたが、営業が始まり次第に小さな子供たちがたくさん集まってくるようになると、子供たちとの会話や来場者との会話を楽しみながら過ごせるようになりました。営業する中でいくつかのトラブルはありましたが、その都度ゼミメンバーと考えて乗り越えることができました。今回ボランティアに参加できたことにより、地域を盛り上げることの大変さ、人と人との繋がりの大切さなどを学ぶことができました。また、ゼミ生同士の絆も深めることができたと思います。