商学部NEWS
新任教員の紹介:安部和彦先生
2023.05.09(火)
NEWS
自己紹介
苗字は「あんべ」と読みます。非常に珍しい読み方だと思いますが、広島県の出身です。ただし、本人は東京で育っているため、広島の訛りはありません。父方の「安部」は大正時代に海産物問屋を創業して財を成し、母方の「阪田」は同じく大正時代に万年筆を製造するメーカーを創業するなど、祖先は優れた起業家でした。しかし、子孫はボンクラだったため、海産物問屋は廃業に追い込まれ、万年筆メーカーは銀行管理下に置かれるなど、今や誰も後を継いでおりません。仕方なく私は、公務員を経て税理士業を細々と続けながら、教育稼業を営んでおります。
専門分野
租税法を専門としております。本校に着任する前に、医療系の大学にいたため、医療や介護、年金などの社会保障全般(主として厚生労働省の管轄)と租税政策(主として財務省の管轄)との関係について特に興味をもって研究を進めております。税理士実務にも携わっているため、理論もさることながら、実務上の様々な困りごとをどのように解決に導いていくのかについても、並々ならぬ関心をもって日々過ごしております。抱負と学生に向けてのメッセージ
主として会計学科の学生に関し、一人でも多くの学生を会計専門職の世界に導くことができればと考えております。また、会計専門職の入り口にたどり着くまでには多くの時間を要するのが現実であることから、在学中はもちろんのこと、卒業後も相談等の門戸を常に開いて、「授業料以上の価値があった」と感じてもらえるような教育活動を行っていきたいと密かに思っております。