日越大学にて「ビジネスコミュニケーション」の授業を実施しました

5月31日に、日越大学、学部日本学プログラムにて「日本型マネジメント」を履修する2年生に向けて、「日本企業と西欧企業におけるコミュニケーション・スタイル」をテーマに、3時間の授業を行いました。
日越大学は、拓殖大学と学術提携しており、ベトナム国家大学ハノイ校傘下に設立された大学です。「日本型マネジメント」は、担当教員の根岸正実講師のもと、毎回異なるゲスト講師を招聘しており、主に実務的な学びが目的の科目です。今回は、「コミュニケーション」がテーマとなっており、商学部で展開されている「入門ビジネスコミュニケーション」とゼミナール「異文化コミュニケーション」の一部を英語で実施することになりました。
当日は、45名の学生が本授業を受講しました。はじめの50分でビジネスに必要な「コミュニケーション」について2つの基礎的な理論を紹介、その後、ケーススタディを用いて理解を深め、「グローバルに活躍するためには、どのような能力が必要か」をテーマにグループディスカッションを行いました。50分のディスカッションタイムを経て、最後に各グループから全体に向けて発表してもらいました。
どのグループも、学修した理論をしっかり理解し、それを踏まえて自分たちの気づきや学びを取り入れた実りある発表となりました。発表はすべて英語でしたが、学部日本学プログラムの学生たちは、母語であるベトナム語に加え、日本語、英語と3か国語が堪能です。今後、拓殖大学の学生たちとも交流が期待されます。