商学部NEWS
【松田(琢)ゼミ】成田空港の見学を行いました
2023.08.09(水)
ゼミNEWS
去る7月6日、拓殖大学商学部松田琢磨ゼミナール3-4年生の学生21名が、千葉県成田市にある成田空港の見学を実施しました。成田空港は日本一の貨物取扱量であり、日本に立地する企業、さらには消費者にとって不可欠の存在です。
今回の見学ではまず、成田空港貨物地区の日航貨物ビルにて、日本航空株式会社(JAL)の貨物輸送部門であるJALカーゴサービスの逢坂人事グループリーダーより、日本および成田空港における航空貨物輸送の現状と貨物エリアでの航空貨物の取り扱いについてレクチャーを受けました。その後、ビル内の事務室と貨物エリアにて、航空貨物がどのような手続きを経て輸出入されるかを見学しました。今回は輸入エリアに入り、飛行機から荷下ろしされたユニットロード貨物が国内の配送先に向けたトラックに積み込まれるまでの様子を見学しました。なかでは、自動ラックや冷蔵庫、冷凍庫も見学しました。
JALアグリポートが経営する「Dining Port御料鶴」にて昼食をとったのち、JALアグリポートの農園で今後の需要をふまえた果物の輸出などの事業展開について、現地を散策しながら同社の齊藤管理部長より説明を受けました。
さらにバスで制限エリアに入って空港内の各エリアをバスから見学しました。貨物航空機(フレーター)が駐機している風景をみて、成田空港において国際航空貨物輸送が多く行われていることを強く実感できました。A滑走路の脇で一度降車して離陸する飛行機の様子を見ることもできました。この風景は学生の印象に強く残ったようで、その後の感想でも多く言及されていました。
さらに成田国際空港株式会社(NAA)が運営しているランプコントロールタワー(注)にのぼり、空港内の様子を見ながら、2020年代後半に向けた空港機能の強化に向けた各種取り組みに関して説明を受けました。最後に第二ターミナルにおいてNAA斎藤様から顔認証技術を活用した搭乗手続きシステムであるFace Expressの説明を受けました。
参加した学生のほとんどは貨物を取り扱う場所の見学が初めてでした。空港での貨物取り扱いについてイメージがない学生も多かったです。しかし、貨物や航空用のコンテナを目の当たりにして空港に対する印象が大きく変わったようでした。航空輸送に興味を持ったという学生もおりました。
ほかにも、事務所での風景を見て、今まで知識として知っていた手続きについて実際のやり取りを感じることができた、貨物地区を案内してくださったJALの社員の方が荷物の中身で世の中の流行りなどがわかるとおっしゃっていたことを興味深く感じたとのコメントもありました。
総じて、現場を実際に見てみることの大切さを感じた、貴重な体験となったと実感した学生が多く、今後のゼミでの学習にも役立てることのできるよい機会になりました。
最後に、今回の見学は成田国際空港株式会社(NAA)と日本航空株式会社(JAL)のご協力を得て実施されました。移動のバス内や施設内ではNAAの斉藤様およびJALの平野様より学生向けに補足説明や案内がありました。JAL カーゴサービスの皆様からも手書きのメッセージカードをいただくなど、大変温かい対応をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
(注)エプロン(航空機の駐機区域)を走行する航空機の誘導、スポット(駐機場)の割り当てなどを行う管制塔。成田空港では航空の外の領域の管制は公務員であるが航空管制官が行い、ランプコントロールはNAAが行っている。
今回の見学ではまず、成田空港貨物地区の日航貨物ビルにて、日本航空株式会社(JAL)の貨物輸送部門であるJALカーゴサービスの逢坂人事グループリーダーより、日本および成田空港における航空貨物輸送の現状と貨物エリアでの航空貨物の取り扱いについてレクチャーを受けました。その後、ビル内の事務室と貨物エリアにて、航空貨物がどのような手続きを経て輸出入されるかを見学しました。今回は輸入エリアに入り、飛行機から荷下ろしされたユニットロード貨物が国内の配送先に向けたトラックに積み込まれるまでの様子を見学しました。なかでは、自動ラックや冷蔵庫、冷凍庫も見学しました。
JALアグリポートが経営する「Dining Port御料鶴」にて昼食をとったのち、JALアグリポートの農園で今後の需要をふまえた果物の輸出などの事業展開について、現地を散策しながら同社の齊藤管理部長より説明を受けました。
さらにバスで制限エリアに入って空港内の各エリアをバスから見学しました。貨物航空機(フレーター)が駐機している風景をみて、成田空港において国際航空貨物輸送が多く行われていることを強く実感できました。A滑走路の脇で一度降車して離陸する飛行機の様子を見ることもできました。この風景は学生の印象に強く残ったようで、その後の感想でも多く言及されていました。
さらに成田国際空港株式会社(NAA)が運営しているランプコントロールタワー(注)にのぼり、空港内の様子を見ながら、2020年代後半に向けた空港機能の強化に向けた各種取り組みに関して説明を受けました。最後に第二ターミナルにおいてNAA斎藤様から顔認証技術を活用した搭乗手続きシステムであるFace Expressの説明を受けました。
参加した学生のほとんどは貨物を取り扱う場所の見学が初めてでした。空港での貨物取り扱いについてイメージがない学生も多かったです。しかし、貨物や航空用のコンテナを目の当たりにして空港に対する印象が大きく変わったようでした。航空輸送に興味を持ったという学生もおりました。
ほかにも、事務所での風景を見て、今まで知識として知っていた手続きについて実際のやり取りを感じることができた、貨物地区を案内してくださったJALの社員の方が荷物の中身で世の中の流行りなどがわかるとおっしゃっていたことを興味深く感じたとのコメントもありました。
総じて、現場を実際に見てみることの大切さを感じた、貴重な体験となったと実感した学生が多く、今後のゼミでの学習にも役立てることのできるよい機会になりました。
最後に、今回の見学は成田国際空港株式会社(NAA)と日本航空株式会社(JAL)のご協力を得て実施されました。移動のバス内や施設内ではNAAの斉藤様およびJALの平野様より学生向けに補足説明や案内がありました。JAL カーゴサービスの皆様からも手書きのメッセージカードをいただくなど、大変温かい対応をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
(注)エプロン(航空機の駐機区域)を走行する航空機の誘導、スポット(駐機場)の割り当てなどを行う管制塔。成田空港では航空の外の領域の管制は公務員であるが航空管制官が行い、ランプコントロールはNAAが行っている。
滑走路での集合写真
マイナス20度の倉庫内
JAL CARGOでの説明風景