第9回学部ゼミナール大会（会計学科）を開催しました

2024年1月10日（水）に、第9回拓殖大学商学部ゼミナール大会（会計学科）が文京キャンパスC201教室で行われました。商学部会計学科の中村ゼミナール、岡嶋ゼミナール、松田ゼミナール、稲葉ゼミナール、李ゼミナールに所属する約70人の学生が参加し、以下の10チームの研究プロジェクトの成果が発表されました。　

№	所属ゼミ	チーム名	テーマ
1	松田ゼミ		所得税の区分
2	李ゼミ①	小川教室	ゴミ箱減少の背景と課題
3	岡嶋ゼミ①	岡嶋A	ふるさと納税はいらない？
4	李ゼミ②	ジェンダー	ジェンダー問題と企業会計
5	岡嶋ゼミ②	インボイス制度	インボイス制度について
6	中村ゼミ①	きんゆー飯	新NISAの知識を深めよう
7	李ゼミ③	カメパンダ	企業報告書に関する実態調査
8	李ゼミ④	メンタル	口コミが消費者行動に与える影響
9	稲葉ゼミ	AMN	ABC導入による今後の水道事業の検討
10	中村ゼミ②	ファイナンス班	金融機関からの借り入れにおける経営者保証問題

本大会では、会計のテーマにとどまらず、ファイナンスや税法などの広い視点の問題を取り上げています。また、国連における持続可能な開発目標（SDGs）やESG投資などが社会的に注目されている中、学生たちは様々な社会問題と経営学や会計学の関係性について問題意識を持ち、その問題にアプローチする方法や対策を考えてきました。ゼミナール大会では、その成果を発信するとともに、ゼミナールや学年を横断する交流を行いました。それを通じて、各ゼミナールで学んできた学問的知識と社会との関係性について、より広く、深く考えることができました。
 
大会に参加した学生、および運営委員会の学生からは以下のような感想が寄せられました。
同じ会計学科のゼミでもとても多くのテーマがあり、日本にはまだまだ解決しなければならない問題がたくさんあると改めて確認する機会になりました。また、自分では考えたことの無い内容ばかりで、新しい知識や考え方が増えてとても面白かったです。
身近な分野や元々興味を持っていた分野の発表は、自分にはなかった新たな視点からの問題提起があり、学びがありました。スライドやプレゼンテーションの構成も参考になりました。
グループ発表を通して、いちばん伝えたいことを決めること、2年生へ簡単に伝えることや、わかりやすいパワーポイントを作る上の工夫することなどを工夫し、学ぶことができました。
研究を進める中でテーマの選定、先行研究、分析、考察ともに困難なことが多くあったので、完成し発表できた時は達成感がありました。
こんな大規模な大会に運営として参加できて、とてもためになりました。特に、ゼミも学部も違う人と協力して試行錯誤したことが楽しかったです。
 

審査結果

第1位：中村ゼミ（きんゆー飯）

稲村愛梨さん（東京都・東京成徳大学高等学校出身）
金子凜さん（埼玉県立所沢北高等学校出身）
庄司伽梨さん（千葉県立柏中央高等学校出身）
文悠賢さん（東京都・東京朝鮮中高級学校出身）
矢部優唯斗さん（東京都立府中東高等学校出身）
吉川萌絵さん（東京都立城東高等学校）　　他1名
 

第2位：中村ゼミ（ファイナンス班）

久保潤竜さん（秋田県・秋田市立秋田商業高等学校出身）
佐川千穂さん（千葉県立印旛明誠高等学校出身）
清水颯太さん（茨城県立取手第一高等学校出身）
渡邉陽太さん（千葉県立大多喜高等学校出身）　他1名
 

第3位：李ゼミ（小川教室）

小川悠聖さん（埼玉県立所沢西高等学校出身）
数井茉愛さん（千葉県立千葉商業高等学校出身）
溝口遥さん（東京都立第五商業高等学校出身）
馬場萌花さん（埼玉県立与野高等学校出身）
 

第4位：稲葉ゼミ（AMN）

新晴幾さん（埼玉県立鳩ヶ谷高等学校出身）
永井馨さん（神奈川県立大磯高等学校出身）
緑川歩楓さん（青稜高等学校出身）
 

第5位：岡嶋ゼミ（岡嶋ゼミA）

小松孝徳さん（神奈川県立相原高等学校出身）
田坂旭さん（茨城県・第一学院高等学校高萩本校出身）
塚本裕亮さん（千葉県立若松高等学校出身）
 

ベスト質問賞

2年生の質問の中から、よい質問だと評価される以下の4名が受賞しました。
岩瀬彩花さん（茨城県・土浦日本大学高等学校出身）
山口泰知さん（東京都立足立西高等学校出身）
坂本依吹さん（N高等学校出身）
サリー　モニカ　フェリチアさん（Global Prestasi School出身）（インドネシア）
 

運営委員奨励賞

運営委員会のメンバーから，以下の3名が奨励賞を受賞しました。
田畑まな実さん（埼玉県・共栄学園高等学校出身）
前田健太朗さん（神奈川県・湘南工科大学附属高等学校出身）
清水颯太さん（茨城県立取手第一高等学校出身）
 
その他、合同ゼミでは、ゼミ・学年を横断して10グループを編成し，グループ内で当日の学びについて振り返り、話し合ったことについて、各グループの代表が発表を行いました。その内容から、2グループがベスト交流チームと評価されました。