FACULTY OF COMMERCE
商学部NEWS

【佐野達ゼミ】高校にてキャリア支援のための交流イベントを行いました

2024.02.08(木)
ゼミNEWS  
商学部 佐野(達)ゼミナールのプロジェクトメンバーは、埼玉県所沢市にあるクラーク記念国際高等学校 所沢キャンパスを訪問し「18歳の時に知っておきたかったこと~The Career Advancement Project」をテーマにしたキャリア支援のための交流イベントを行いました。本プロジェクトは世代縦断型交流によるキャリア発達支援を目的とした活動を行っているゼミナール内プロジェクトです。
1回目(9月7日)のワークショップでは高校1年生を対象に「強みのワーク」を行いました。これらのワークはキャリア発達の考え方を用いてレジリエンスを高めることを目的として企画したものです。また、後半はグループディスカッションを通じてキャリアについて高校生の疑問点や知りたいことについて理解を深めました。
2回目(12月11日)の再会ミーティングでは、3年生のメンバーが中心となり「18歳のときに知っておきたかったこと~失敗をどう捉え、成功に繋げるか~」というテーマについて、社会人の方々へのインタビュー調査から得た人生の教訓について発表しました。その後、少人数のグループに分かれてメンバー全員が高校生に伝えたいメッセージを伝えました。
高校生からも率直な疑問やコメントをもらうことができ、大学生と高校生の双方にとって貴重な学びの時間になりました。
 
門戸 智和(経営学科3年/プロジェクトリーダー/高等学校卒業程度認定試験合格)
「高卒認定で入学した学生が、高校生と交流するプロジェクトのリーダーを務める」とは中々に稀少なケースだとは思いますが、稀有な事例だからこその意義や学び、貢献が確かに存在したと実感しています。
私個人としても、自分自身が選んできたキャリアを振り返り、その含意を解釈し、高校生の皆様に伝える過程の中で、数多くの教訓を得ました。加えて、プロジェクトリーダーとしてチーム組織の運営や学外の方との関わり合い等といった貴重な機会も頂き、将来に向けて真剣に自分自身を成長させる必要があると認識する嚆矢ともなりました。
当プロジェクトは、高校生の方々も、大学生の私達も、お互いが成長する好機になり得ると捉えています。ゼミ生一同、この経験を糧として一層の飛躍を遂げられるよう精進して参ります。
 
中島 熙成(佐野ゼミナールゼミ長/経営学科4年/神奈川県立橋本高等学校出身)
本プロジェクトは2回目の挑戦となるのですが、1回目とは違い新たな視点を得ることができたと感じております。これから新社会人となり、キャリアについて考えさせられる展開が頻繁に起こるでしょう。そんな時にこそ初心に戻り、この経験を思い返すことでより自分らしいキャリアの形成ができると確信しております。
高校生の皆様も本プロジェクトにより自分のキャリアに対して向き合うきっかけとなっていただければ、私達チームメンバーも大変嬉しく思います。

ワークショップの様子 本プロジェクトにご協力いただきましたクラーク記念国際高等学校 所沢キャンパスの皆様、プロジェクト外部アドバイザー アドバンスパートナー株式会社の皆様、別所俊彦様(国家資格キャリアコンサルタント)に改めて御礼申し上げます。
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(佐野ゼミナール・准教授 佐野 達)