新任教員の紹介：黒澤佳子教授

【自己紹介】
黒澤佳子（くろさわよしこ）です。2023年4月に拓殖大学に着任しました。商学部の経営学総論Ⅰ・Ⅱ、起業論、イノベーション論、アントレプレナーシップ、ビジネスプランニング、スタディスキル、ゼミナール、政経学部のサービス経済論を担当しています。銀行、IT企業、監査法人、経営コンサルタントを経て大学教員になりました。趣味はテニスで、ボールを打つときの「音」がストレス発散になっています。授業でお会いできることを楽しみにしています。
 
【専門分野】
専門は経営学、なかでも経営戦略論を軸に、起業・創業ステージから成長・成熟し、事業承継に至るまでのライフサイクルを研究しています。起業に着目すると、日本は主要先進国に比べて起業率が低く、これから人口減少の一途をたどる中で、産業衰退は避けられません。しかし、既存事業を上手く承継することができれば、現状をキープできる、あるいは日本独自の成長路線が描けるかもしれません。起業したい人、事業を承継したい人のマッチングも有効な策だと思っています。それが持続可能な社会であり、学生のみなさんの未来を明るくすることに繋がると信じて研究を続けています。
 
【抱負と学生に向けてのメッセージ】
アルバイトの経験はあっても、社員として働いたことのない学生にとって、企業は未知の世界です。就活やインターンシップを目前に、戸惑う方も多いでしょう。そんな学生のみなさんに、私の実体験から「社会人」の世界を伝えるように心がけています。起業したい人も企業人になりたい人も、アントレプレナーシップを高めていきましょう。