FACULTY OF COMMERCE
商学部NEWS

日本とタイの大学生によるCOIL型ビジネス研修の最終発表会が行われました

2024.12.20(金)
NEWS  
日本とタイの大学生による
COIL(Collaborative Online International Learning)型
ビジネス研修の最終発表会が行われました。
 
2024年11月23日、日本とタイの大学生によるCOIL(Collaborative Online International Learning)型ビジネス研修の最終発表会が行われました。このCOIL研修は、日本(拓殖大学)とタイ(スィーパトゥム大学)の大学生による共催プロジェクトであり、協働経験を通じて経営学の専門知識とグローバル人材に必要な視野を得ることを目的とする国際交流企画です。
商学部の4つのゼミナール(植木ゼミ、中嶋ゼミ、稲葉ゼミ、鄭ゼミ)に所属する学生とタイ・スィーパトゥム大学(SPU)の学生合計71名が、9つのミックスチームを組み、教員によるビジネス関連の理論と調査指導を受けながら、週1回のペースでオンラインによるチーム会議を重ねました。さらにチーム内での個人発表から共同企画及び調査、最終提案発表、本学別科日本語教育課程OGの実務家や研究者による審査を経て、最優秀賞などの表彰をして、2カ月半にわたるプロジェクトを成し遂げました。
 
最優秀賞受賞グループの感想(グループ9さくま、テーマ:観光で地域を再生する新しい旅のカタチ~AI旅行計画提案アプリ~)

■髙尾 遙加(会計学科3年/千葉県立国府台高等学校出身)
このCOIL研修を通じて、タイの学生と協力しながら、「AIとビジネス」についてビジネスプランを形にすることができました。発表テーマがなかなか決まらず苦戦しましたが、言語や文化の違いを乗り越え、コミュニケーションを取りながらグローバルな視点を高める貴重な機会となりました。発表では特にスライド資料の見やすさの工夫や、話すスピードを意識しました。1位を取れるなんて思っていなかったのでとても光栄です。
 
■久保 沙耶香(会計学科3年/栃木県立宇都宮商業高等学校出身)
タイの現地学生との協力を通じて、AIを活用した過疎化地域復興のビジネスプランを考案したことは非常に貴重な経験でした。異なる文化や視点を持つ仲間とアイデアを共有し、共通の社会問題に取り組むことで、より革新的で実行可能な解決策を生み出すことが出来ました。お互いの知識と強みを活かしながら、一緒に成果を上げられたことに大きな喜びを感じられ、今後の成長に繋がる学びを得られました。
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