商学部NEWS
講義「観光概論」にて世界遺産検定マイスターの鈴谷 優氏が講義を行いました
2025.05.28(水)
NEWS
商学部において開設されている「観光概論」(太田実担当)において、世界遺産検定マイスターの鈴谷 優氏(世界遺産アカデミー認定講師、フリーアナウンサー)が「世界遺産」をテーマとした講義を行いました。「観光地理」を学ぶ一環として、「世界遺産」の認定機関や登録までの流れ、その意義に加え、世界各国の「世界遺産」が持つ魅力等について解説をいただきました。なお、世界遺産検定マイスターとは、世界遺産検定1級の上位にあり、検定の総認定者数のうち認定者数0.3%の難関資格です。
今回の講義では、様々な場所を訪問し、その土地や現地の方と触れ合うことでの感動や発見、ロケをきっかけに始めたダイビングのことなど、ご自身の経験談もお話いただきました。
また、今回の教育プログラムについて、鈴谷講師は以下の通り解説されました。
「世界遺産は、観光地として登録するものではなく、平和な世界を目指すために全人類共通の宝物として、世界中で守るために登録するものです。実は、私もこのことを初めて知った時は驚きましたし、同時に深く感動し、被爆地長崎出身なこともあり、多くの方にこのことを伝えていきたいと思いました。そして、人類共通の宝物=どんな時代の誰が見ても素晴らしいと思える価値が認められたものが世界遺産に登録されますが、どの部分にその価値が認められているのかは、それぞれの遺産で違います。一つ一つの価値を知った上で世界遺産に訪れると、その素晴らしさがダイレクトに伝わります。
佐渡島の金山を訪れた時も、当時の人々により根気強く手作業で金の採掘や精錬が行われたこと、それが世界遺産の価値そのものだということが、狭く暗い坑道を歩くごとにありありと伝わりました。ぜひ世界遺産を学んで、濃い旅をして、心を動かす経験を重ねていただきたいです。私自身も、世界遺産検定で仕事の幅が広がりました。合格率も高く、気軽に受けられる検定なので、ぜひ皆さんもチャレンジして、就職活動や将来のお仕事にも活かして欲しいな、と思っています。」
若年層の旅離れが進む中、学生からは、「世界遺産についてもっと知りたくなった」、「旅をしたくなった。夏休みが待ち遠しい」といった声が聞かれました。
今回の講義では、様々な場所を訪問し、その土地や現地の方と触れ合うことでの感動や発見、ロケをきっかけに始めたダイビングのことなど、ご自身の経験談もお話いただきました。


「世界遺産は、観光地として登録するものではなく、平和な世界を目指すために全人類共通の宝物として、世界中で守るために登録するものです。実は、私もこのことを初めて知った時は驚きましたし、同時に深く感動し、被爆地長崎出身なこともあり、多くの方にこのことを伝えていきたいと思いました。そして、人類共通の宝物=どんな時代の誰が見ても素晴らしいと思える価値が認められたものが世界遺産に登録されますが、どの部分にその価値が認められているのかは、それぞれの遺産で違います。一つ一つの価値を知った上で世界遺産に訪れると、その素晴らしさがダイレクトに伝わります。
佐渡島の金山を訪れた時も、当時の人々により根気強く手作業で金の採掘や精錬が行われたこと、それが世界遺産の価値そのものだということが、狭く暗い坑道を歩くごとにありありと伝わりました。ぜひ世界遺産を学んで、濃い旅をして、心を動かす経験を重ねていただきたいです。私自身も、世界遺産検定で仕事の幅が広がりました。合格率も高く、気軽に受けられる検定なので、ぜひ皆さんもチャレンジして、就職活動や将来のお仕事にも活かして欲しいな、と思っています。」
若年層の旅離れが進む中、学生からは、「世界遺産についてもっと知りたくなった」、「旅をしたくなった。夏休みが待ち遠しい」といった声が聞かれました。