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商学部NEWS

【市原ゼミ】『耳をすませば』聖地巡礼しました―言葉が紡ぐ持続可能な街の現在地

2026.09.01(火)
ゼミ  
2026年8月28日、市原ゼミの活動としてアニメ『耳をすませば』の舞台である聖蹟桜ヶ丘を訪れ、聖地巡礼を行いました。今年は静岡英和学院大学教授毛利康秀先生をお招きし、アニメに一瞬だけ登場するマニアックな場所や、一般的な観光スポット以外の隠れた見どころなども直接ご案内いただきました。プロの視点に導かれながらの散策は新しい発見の連続であり、大変充実した時間となりました。
260901_news_fcom07『耳をすませば』青春ポスト前で記念撮影
現地調査では、アニメに出てきた街の風景がそのまま美しく保たれている背景に自治体や地域のたゆまぬ努力があることを確認しました。さらに近年では、時代や社会の変化に合わせて、看板や配布物がSDGsへの対応、インバウンド観光客への配慮、あるいは他のアニメ作品とのコラボレーションへと適応・拡張されている様子も観察できました。スタジオジブリが直接関与しない中、聖蹟桜ヶ丘は独自の工夫によって魅力を維持しています。

その象徴が、巡礼のスタート地点として最初に訪れた「青春ポスト」です。アニメに登場する「地球屋」を模したこのポストに願い事や決意を投函してもらうというコンセプトのもと、地域振興が実現されています。私たちもここに各々の願いや目標をしたためて投函しました。
260901_news_fcom05物語を象徴する極めて重要な「いろは坂」を上る様子
260901_news_fcom06聖蹟桜ヶ丘駅「青春ポスト」前で毛利康秀先生から講義を受ける様子
260901_news_fcom08物語の世界へと誘う品々で彩られた「ノア洋菓子店」の店内
市原ゼミが探究する「社会と言語の相関関係」というレンズを通してみると、聖地巡礼とは単なる観光地への移動ではなく、フィクションの言葉と現実の社会を繋ぐダイナミックなコミュニケーションそのものです。今回のフィールドワークを通じて得た多角的な視点を胸に、これからも身の回りの現象を固定観念にとらわれず、広い視野で深く見つめ続けていってほしいと思います。